いのサンデー ～ 捨てられないカセットテープ の巻 ～

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　　　　　　いのサンデー ～ 捨てられないカセットテープ の巻 ～
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こんにちは、いの です。
「最近ではレンタルＣＤやＤＶＤショップが減少しており・・・」
晩御飯にかき揚げそばを食べていると、テレビのニュース番組からそんな声が聞こえました。誰も見てないのをいいことに、ずるずると行儀悪くそばをすすりながら自分とレンタルショップの関係を振り返ってみると、確かにここ数年はとんとお付き合いがありません。
映画に関していえば、学生時代に比べるとだいぶアクティブになったので、レディースデーやら映画の日やら、料金が割引になる日を狙ってちょくちょく映画館まで足を運ぶようになりました。さらにお気に入り作品がＤＶＤ化されると、初回特典目当てであっさり買ってしまったり。そんなこんなで、ＤＶＤをレンタルするという生活からは遠く離れて久しいのです。
一方レンタルＣＤですが、これはもうＤＶＤ以上の疎遠さです。高校生のころは、娯楽といえばカラオケ。学校帰りに遊びに行く場所といえばカラオケボックス。そんなカラオケ全盛期だったため、流行りの新曲を覚えるためにせっせとＣＤをレンタルしてはカセットテープやＭＤにダビングしたり、歌詞カードをコピーしたり、と地道な努力をしていましたが、それも昔の話。音楽配信サービスが普及するにつれて、ＣＤラジカセやＭＤウォークマン、そしてレンタルショップを利用する機会はどんどん減っていきました。
とはいえ、青春時代のお気に入り曲がぎゅっと詰まったカセットテープをいまだに捨てられずにいるのも事実。探してみると、部屋のあちこちから自分の手書きラベル付きのカセットテープやＭＤが次々と出てきます。なかには友人からプレゼントされた、テープ＆便せん数枚に渡る友人のレビュー付きなんて豪華（？）セットも！しまいにはピアノの発表会で弟と連弾したときの録音テープまで出てきました。埃をかぶっていたＣＤラジカセで気になったものをいくつか再生してみたんですが、そのたびに当時のできごとや気分を思い出して、ひとりで恥ずかしがったり、しみじみしたり・・・。まるでタイムカプセルを開けたような気分を味わいました。すっかりテープが劣化して音が聞き取りづらくなってしまったものもありましたが、懐かしさに後押しされて、気付けば何回も何回も早送りや巻き戻しの際の「キュルキュル」という音を聞いていました。
いまではカセットテープの音をデジタル化してパソコンに取り込むこともできるようですが、まだしばらくはこのアナログな音を楽しんでみたいと思います。・・・いつもこういう風に懐かしがってばかりなので、部屋が片付かないんですけどね。
みなさんにとって、カセットテープはまだ現役でしょうか？実はわが家ではＶＨＳテープも現役で使用中なのですが、こちらは近々お役御免になってしまいそうです。さびしいなあ・・・。
カセットテープにまつわる思い出がありましたら、ぜひお聞かせくださいね。

それでは、また来週！