いのサンデー ~ フィリピンで音信不通 の巻~

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こんにちは、いの です。

先月、一年ぶりに再会した友人がいます。
再会した時は感動して思わず抱き合ってしまいました。
なぜならこの一年の間、会わなかったのではなく会えなかったからです。

前回会った時、彼女はちょうどインドから帰ってきた所でした。
仕事でインドに一年間単身赴任し、帰国したタイミングでごはんを食べに
行ったのです。
お土産のインドワインをいただきながら、今度について尋ねてみると

「会社を辞めようと思ってる」

という衝撃の発言。
辞めてどうするのかと問えば、スキルアップのために語学留学するとのこと。
すっかりたくましくなって・・・と感動しながら励ましの言葉を送った
数ヶ月後、彼女は元気良くフィリピンに旅立っていきました。
そして、そこからぷっつりと連絡が途絶えてしまったのです。

メールをはじめ、ツイッターやフェイスブックなど、それまで通じていた手段で
連絡を取ろうと思っても何の音沙汰もありません。
共通の友人たちと首を傾げつつ、心配しているうちに時は流れていきました。
そして一年後、ようやく音信不通の理由が判明したのです。

「どうやらフィリピンで携帯電話をなくしたらしい」
「なんだって」
「それ以降、面倒になって連絡を取らなくなってたらしい」
「・・・・・・」

確かに気持ちは分かります。
勉強に専念するためにも、かしましい友人たちからのたいした用事でもない
連絡は邪魔だったのでしょう。
そんなわけで、散々私たちをやきもきさせた彼女は、けろっとした顔で帰国し、
お土産においしいフィリピンマンゴーを配り歩いたのでした。

「いやーなんかもう二度と会えないかと思ったわ」
「こっちのセリフだ!」

そんなやりとりがありつつも、無事に再会できたことを喜び合った後、

「で、これからはどうするの?」

と尋ねると、

「お金貯めてまたどっか行こうかなあ」

という返事。どうやらすっかり流浪の民として目覚めてしまったようです。
彼女の行動力は応援したいしあこがれたりもしますが、できれば今度は
携帯電話をなくさずにいてもらいたいなあとも思ってしまうわけで。
いつでも気軽に連絡が取れる手軽さに慣れてしまうと、もしもの時に困って
しまいますね。
大事な友人たちとは携帯電話におさまるだけでなく、住所などの情報も交換
しておかないとなあ、と思わずこれまでもらった年賀状の整理を始めて
しまいました。

それでは、また来週。

いのサンデー ~ NO MEGANE、NO LIFE の巻~

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こんにちは、いの です。

私とメガネの出会いは小学四年生の時でした。
はじめてメガネをかけて登校した日のことは今でも覚えています。
その日、当時の担任の先生に言われた言葉がなかなか衝撃的だったからです。

「今日からいの ちゃんはメガネをかけてくるけど、いじめないでね」

当時は朝礼でクラスのみんなの前でそう言われても「ふーん」くらいに
聞き流していましたが、改めて思い返すと色々考えさせられます。
メガネによっていじめられたことはありませんでしたが、まだまだ伊達メガネ
文化もなかった時代、先生からすると予防線を張っておかないといけない
理由があったのかもしれませんね。

そんな感じでスタートした私とメガネのお付き合い、途中でふらっと
コンタクトレンズに浮気しつつも、やっぱりメガネが好き!という気持ちで
よりを戻して今に至ります。
これまでの人生でかけてきたメガネの本数を正確には覚えていませんが、
少なくとも十本は超えているはず。
現在、手許にあるのはそのうち六本。

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ここ数年はお気に入りのメガネ屋さんで作るようになっているんですが、
なぜお気に入りかと言いますと、そのお店の店員さんが素敵な紳士ぞろい
だからです!
ゆえに、新しくメガネを作る時のやりとりは私にとって至福のひととき。
フレームを選ぶ時も基本的には紳士たちにおまかせです。

「これなんか似合うと思いますよ。かけてみましょうか」
「はい!」
「こちらもいかがですか?」
「試してみます!」
「そうですね・・・どちらかといえばこちらの方がお似合いかと」
「じゃあそちらで!」

こんな感じで決めたものはおかげさまで家族、友人、同僚にも大好評。
これからも信頼のできる紳士たちのアドバイスと共に、老眼鏡が似合う
素敵なおばあちゃんを目指してメガネ人生を楽しんでいきたいと思います。

それでは、また来週。

いのサンデー ~ 餃子に向かって駆けてゆく の巻~

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こんにちは、いの です。

その時の私はとてもお腹が空いていました。
理由は健康診断。
その開始時刻が夕方四時、さらに診断が終わるまで水以外口に入れてはいけない
というので、昼ごはんを我慢してひたすら耐え忍んでいたのです。
最中にぐーぐーお腹の音が鳴ってしまったらどうしよう、という不安に
さいなまれながら約1時間の診断を終えると、すでに早めの夕飯が始まりそうな
時間。
とりあえず財布をひっつかんで街に飛び出した私は、飲食店の看板を片っ端から
チェックし始めました。
パスタ、お寿司、とんかつ、中華、ハンバーグ・・・右へ左へ忙しく視線を
さまよわせながら自分の胃袋に問いかけます。
いま食べたいのはどれなんだ、と。
空腹なんだから食べられればなんでも良さそうなものですが、そこは
食いしん坊の悲しい性。
どうせなら「これだ!」というものを食べたいなあと思ってしまうのです。
あれでもないこれでもない、とうろうろした挙句、私の脳裏に浮かんだのは
餃子でした。
パリッパリに焼かれた皮、ジューシーな肉汁、ごはんにもお酒のお供にも最適で
最強な焼き餃子!
目的地が決定すれば、あとはひたすら向かうのみ。
迷いのない足取りで大好きな餃子屋さんに辿り着いた私はお店の前で一瞬だけ
ためらいました。食い意地が張ってるとはいえ、私も一応女の身。カフェや
パスタ屋さんに比べるとラーメンや餃子屋さんというのは敷居が高いのです。
しかし、空腹を味方につけたこの日の私にとって、そんなためらいは敵では
ありません。堂々と乗り込んで、

「餃子定食お願いします!」

と一言告げれば、至福のひとときがすぐにやってきます。

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さすがにビールはぐっと堪えましたが、待ちに待った餃子の姿に気分は最高潮!
なにせ私は同僚からの「ホワイトデーのお返し、何がいい?」という質問に
「餃子定食!」と答えるほどの餃子好きなのです。
(本当にお返しとしてご馳走してもらいました。美味しかったです)
いつ食べても美味しいですが、この日ももちろん美味しゅうございました。

こうしてめでたくひとり餃子デビューを果たした私ですが、この事実を知った
周囲の女子たちからは

「餃子くらいひとりで食べに行くでしょ」
「もうだいぶ前にデビューしてます」
「ようやく私に追いつきましたね!」

と口ぐちに勇ましい言葉を向けられました・・・。
やはり類は友を呼ぶと言いますか、比べると私はまだまだのようです。
この勢いで次は念願のひとり酒デビューを目指したいと思います。

それでは、また来週。

いのサンデー ~ 見えない同僚 の巻~

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こんにちは、いの です。

先日、職場で席替えが行われました。
それ自体はめずらしいことではありません。
なんやかんやで、そこらの小中学校が真っ青なくらい頻繁に行われる弊社の
席替え。しかし、今回はちょっとばかしめずらしいことがありました。
事の発端は同僚のこの一言です。

「そういえばこのフロア、出るんだよね」
「出る、と言いますと・・・」
「幽霊」
「ひい!」

いささか季節はずれではありますが、学校の怪談ならぬ、会社の怪談の登場
です。おそるおそる聞き込み調査を開始してみると、

「昔からいるよね」
「そこの隅っこのとこにいつも出るらしいよ」
「武士の幽霊って聞いた」

などなど、いろんな証言が集まるじゃありませんか。
というか、まさかの武士です!一応オフィスはそれなりに近代的なビルなん
ですが、かつては古戦場だったりするんでしょうか・・・。

「残業してると会えるらしい」
「別に会いたいわけじゃないです」
「でも仕事ができないヤツにしか見えないらしい」
「み、見たくない・・・」

仕事が終わらず無駄にだらだら残業してるとやってくる武士の幽霊。
もしかしたら、ダメ社員に喝を入れてくれるのかもしれませんね。
そんなこんなで、新しい席がちょうど武士の出現ポイントのすぐそばなので、会いたいような、会いたくないような・・・毎日そわそわしながら働いております。

それでは、また来週。

いのサンデー ~ 蝶が舞う道、猫が走る浜辺 の巻~

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こんにちは、いの です。

前回に引き続き、今回も南の島のお話です。
先日、休暇で石垣島を訪れた私。実は滞在中にもうひとつ、別の島にも足を
伸ばしてみました。
その島にはたくさんの蝶が舞う、ふしぎな小道があったんです・・・。

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石垣島から高速船に乗って約10分で辿り着く、その島の名は竹富島
(たけとみじま)。昔ながらの街並みが今でもきちんと保存されているため
沖縄の原風景が残る島と言われています。
白い砂道、赤瓦の平屋の家、ゆらゆら揺れるハイビスカス、そして牛。

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もともと旅行に行くにあたって、あれこれ計画を立てようとしていた私
ですが、事前に同行の友人との間でこんな会話が交わされていました。

「じゃあここ行って、次にこのへん回って、それでもし時間があれば・・」
「いいか良く聞け。のんびりしに行くんだからノープランで行きます」
「で、でも予定立てとかないと不安で・・・」
「ダメです」

最初はどうなることかと思っていましたが、島内をめぐるのんびりした
水牛車の動きを見ていると、いつのまにか自分の歩く速度もいつものせかせか
したものから、ゆっくりとしたものに変わっていくのが分かりました。
おかげで周囲の風景も良く見えるというものです。

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ふらふら歩きながら海を見に向かっていると、その道すがらどこからともなく
現れる蝶、蝶、蝶!
あまりに幻想的な眺めだったので、「あれ?ちょっとあの世に来ちゃった?」と
思ってしまうほどでした。ひらひら舞い踊る蝶たちに導かれるようにして、
辿り着いた浜辺も静かで穏やかで、波の音が微かに聞こえるばかり。

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レジャーシートを敷いて、しばしビールや昼寝を楽しませていただきました。
極楽極楽。

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そして島内の別のビーチには、なぜか猫がたくさん!
しかもみんな人懐こくて、わらわら寄ってくるので猫好きにはたまりません。
『島は時間の流れが違う』と、話には聞いていましたが、実際に自分が
その中に身を置いてみると実感しました、島時間。
足の向くまま、気の向くまま、そんな風に時間を過ごすことがこんなにも
心地良いことだったとは・・・。
しばらく忘れていたものを思い出させてもらいました。

最後にせっせと食べまくった至極の島グルメをまとめて写真でお届けします。
石垣牛、島らっきょう、紅いも、ジーマーミ豆腐、美味しいお魚各種!

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お肉もお魚もお野菜も、何を食べてもしみじみ美味しかったです。
帰ってきたばかりなのに、またすぐ行きたくなってしまう・・・素晴らしき
かな南の島。そう頻繁に訪れることはできませんが、今回味わった豊かな
島時間での過ごし方、心のほどき方は忘れずにいようと思います。

それでは、また来週。

 

いのサンデー ~ 日本最南端の海開き の巻~

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こんにちは、いの です。

先日、休暇をいただいて、ふらりと南の島に行ってきました。
これまでどちらかといえば北ばかりを目指していた私ですが、今回の旅先は南。
まだ沖縄本島すら訪れたことがないにも関わらず、そこを飛び越えて訪れた
島の名は・・・

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そう、石垣島です。

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こちらは八重山諸島に生息する特別天然記念物「カンムリワシ」をモチーフに
した、石垣島の公式マスコットキャラクターのぱいーぐる。
つぶらで勇ましい瞳がとってもキュートですね。
そんなぱいーぐるに出迎えられて下り立った石垣島。
南の島ならではの青い空、青い海を期待していた私の前に広がっていたのは、
なぜかどんよりと立ちこめる雨雲だったのです!
せっかくの休暇に向けて徳を積み損ねてしまったのでしょうか・・・。
折しもこの日は、石垣島のビーチで『日本最南端の海開き』が予定されて
いました。

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海開きは無事行われたんですが、雨が降ったり止んだりというあいにくの
お天気だったため、私のバッグの中の水着は出番を迎えずじまい。
現地の方いわく、「いやー毎年海開きの時はこういう天気なんだよねえ」
とのことでした。いつか晴れ渡ったビーチで思う存分海水浴をしてみたい
もんです。

とはいえ海水浴はあきらめても、別の形で海を堪能することはできるはず、
と向かった先は川平湾(かびらわん)。
石垣島出身の友人からも「とりあえずここ行っとけ!」と言われていた
島を代表する景勝地です。

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本来ならば!それはもう目の覚めるような美しいエメラルドグリーンの
海が広がっているこの浜辺!私の運の悪さと写真のいまいちさで、その
魅力を伝えきれないのが口惜しくてなりません・・・。
自分でも悔しいのでいつか絶対リベンジしてやろうと思っています。

しかし、船の底がガラスになっているグラスボートで海の世界を覗く
ことはできました!

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写真だとわかりづらいですが、見事なサンゴ礁や熱帯魚、そして見ると
幸せになると言われている海ガメまで見ることができて大満足。
そして、なにはともあれ美味しいものがあれば幸せな私の至福のひととき
がこちら。

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カツオや豚骨で出汁を取り、三枚肉、八重山かまぼこ、島ネギが乗った
島のソウルフード、八重山そばです。
なんとこのお店のおそばはかまぼこが石垣島の形!
滞在中にいろんなお店で八重山そばをいただきましたが、少しずつ違って
でもどれも本当に美味しかったです。

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次回はまだまだあります島グルメ、そしてもう一ヶ所訪れた別の島の話を
お届けしたいと思います。

それでは、また来週。

いのサンデー ~ 切りたい縁、結びたい縁 の巻~

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こんにちは、いの です。

たとえば、運命の人と出会えますように。
たとえば、宝くじが当たって大金持ちになれますように。
人々はいろんな願いを胸に、その場所に向かいます。
その場所とは、神社!仏閣!
『人事を尽くして天命を待つ』という言葉もありますが、人としてやれるだけの
ことをやったら後はお願い神様、仏様、というわけです。

友人たちに話を聞いてみると、定期的にお参りしている、行きつけの神社が
ある、という子もちらほら。一度お参りしてご利益があると、その後も
繰り返し通うようになるんだそうです。
そして、数ある神社仏閣のなかでも、断トツに人気だったのが東京大神宮
でした。縁結びの話題になると真っ先に名前が挙がり、恋する乙女たちの
聖地として全国にその名をとどろかせている東京大神宮。
聞けば恋愛に限らず、あらゆる人との縁をいい感じにしてくださるという
ので、好きなアーティストのコンサート当選祈願から職場の人間関係改善
まで、各種の縁を願う人々が日々訪れているんだとか。

というわけで、私もそんな絶大なご利益をいただくべく、久々にやって
きました東京大神宮!

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前回お参りしたのが数年前だったので場所がうろ覚えだったんですが、迷う
心配は無用!なぜなら最寄り駅から東京大神宮まで、見るからに目的地が
同じ女子たちが途切れることなく歩いていたからです。
たまたま平日に行ったんですが、これが土日祝日ともなればさらに増える
だろうことは想像に難くありません。
噂以上の大人気っぷり!

一人、二人、グループ、さらにはカップルで。いろんな組み合わせ、
いろんな年代の女子たちが静かに、賑やかに集うなか、私もせっせと
お参りさせていただきました。
この春からまわりの環境がちょっぴり変化するので、その中で上手いこと
やっていけますように、というのが今回の神頼み内容。
とはいえ、神様に頼みっぱなしでは叶うものも叶わないので、いい結果が
出るように自分でもめいっぱい努力をした状態で春を待ち構えたいと
思います。
こんな風にやる気にさせてくれる所まで込みで、神様の手助けなのかも
しれませんね。

それでは、また来週。