いのサンデー ~ ちょっといいカレー の巻~

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┃◆┃ いのサンデー ~ ちょっといいカレー の巻~
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  みなさん、こんにちは、いの です。

  カレーの話をしようと思います。
  それもちょっといい、カレーの話。でもレトルトのカレーです。

  わが家のダイニングに置いてある食器棚には、レトルト食品をしまっておく
  場所があります。カレーにはじまり、シチューにパスタソース、丼の素、
  マーボー豆腐などが地層のように積み重なり、平日の夜食や休日のブランチ
  といったときに、すかさず登場してきます。

  そんな頼れるレトルト食品たちのなかで、私がことのほか愛している一品。
  それが今回お話する、ちょっといいカレーなのです。出会いは数年ほど前に
  遡ります。父の兄、つまり私にとって伯父にあたる人物からのお年賀として、
  カレーはわが家の食卓に颯爽と姿を現しました。
  見た目はどこにでもあるごくごく普通のレトルトカレー。しかし一口食べれば
  わかるその実力!コクがあって、スパイシーで、なにより具として入っている
  お肉が大きいのです。しかも和牛です。どちらかといえば普段着の食べ物で
  あるカレーを一気に高級な一皿へとランクアップさせるその存在感は侮り
  がたいものがあります。
  それもそのはず、このレトルトカレーはお肉屋さんがこだわりの和牛の味を
  ご家庭でもお気軽に召し上がれるように、という優しさでもって販売している
  本格ビーフカレーなのです。

  試しに、「カレーに入れるお肉は豚こまに限る!」と日ごろ豪語している友人
  (30代男性・一人暮らし歴10年以上)におすそ分けしたところ、感動に
  打ち震えたメールが後日届きました。

  「人生で食べたレトルトカレーのなかで一番ウマかった」

  私もどちらかといえばカレーのお肉は豚こま派ですし、正直カレーだったら
  たいていどこで、どんな種類のものを食べても「美味しい!」と思ってしまう
  舌の持ち主なんですが、このレトルトカレーの“ちょっと背伸びした感”が
  なんともいえず好きなのです。
  今年も年始に帰省する際、こっそりと父に聞いてみました。

  「あのカレー、今年ももらえるかな?」
  「気に入ったのか」
  「できればまたいただきたいのです」
  「結構高いんだぞ」
  「そこをなんとか」

  裏工作の甲斐あって(?)、今年も無事お年賀としてわが家にやってきた
  ちょっといいカレーは、食器棚のなかで、いまかいまかと出番を待っています。

  それでは、また来週。