いのサンデー ~ まぼろしの焼きちくわを求めて の巻~

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆┃ いのサンデー ~ まぼろしの焼きちくわを求めて の巻~
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
こんにちは、いの です。
テレビで旅番組などを見ていると、父にいわれる言葉があります。
「ここ、昔連れてっただろ。覚えてるか?」
たいていの場合、その問いに対する私の答えは「NO」。その度にしょんぼりする父には申し訳ないと思うのですが、小学校低学年までの記憶なんてあやふやなものです。転勤族だった父と共に、北は新潟、南は福岡まで日本各地を引っ越しして回ったわが家。ドライブ好きの父は休日になると、家族を車に乗せてあちこちの観光スポットに連れていってくれたそうですが、哀しいかな、子どもたちの記憶にはほぼ残っていないのが現状です。
ひとつ言い訳をするなら、小さいころの私は非常に車酔いしやすかった、というのがあります(いまでも長距離乗るのは苦手です・・・)。なので、目的地までの往復の車内はほぼ寝ているか、気持ち悪さでぐったりとしているかのどちらか。車窓の風景を楽しむ余裕もなく、到着した先で外の空気を吸うとようやく復活する、というありさまだったのです。当時の記憶がぼんやりしているのは、記憶力不足に加え、この車酔い体質も関係しているんじゃないかとにらんでいます。
そんなこんなで、新潟在住時には佐渡島(さどがしま)、福岡在住時には長崎の五島列島(ごとうれっとう)や熊本・阿蘇山(あそさん)など本当にあちこち連れていってくれた父の努力もむなしく、幼少時のドライブの記憶として私がいちばん強烈に覚えているのは“焼きちくわ”なのです。
おそらくどこかのサービスエリアの売店で売っていたんでしょう。串にささった長さ20cmくらいのちくわを、焼きたてアツアツの状態で食べたのが幼心にも衝撃的なおいしさだったらしく、いまの私が練り製品好きになったのは、この焼きちくわが原点だと思っています。
しかし、この話を父にしたところ
「そんなのあったっけ?」
と首をかしげられてしまいました。感受性の豊かな子に育ってほしい、と風光明媚な土地を選んで連れていってくれた父。それに対し、1本の焼きちくわだけを心に留めて成長した娘。親子はすれ違いつつも、毎週仲良く旅番組を見ています。それにしても、あの焼きちくわ、いったいどこのサービスエリアにあったんでしょうか。もう1度食べたいなあ・・・。
みなさんのおすすめサービスエリアグルメがありましたら、ぜひ教えてくださいね。それでは、また来週!

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中