いのサンデー ~ 「9」がつく年は当たり年 の巻 ~

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      いのサンデー ~ 「9」がつく年は当たり年 の巻 ~
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みなさんこんにちは、いのです。
インフルエンザから無事復活し、1週間ぶりに外出したら世の中はすっかり12月になっていました。緑に赤、そして金色のクリスマスカラーがいたるところでキラキラ輝いている光景を目の当たりにして、軽く浦島太郎気分です。11月はいつの間に終わってしまったんでしょうか・・・。
さて、イレギュラーな事態により旬を逃してしまった感がいっぱいですが、今回はワインのお話。実は先日、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁に合わせて開催されたワインセミナーに参加してきました。いままでなんとなーく飲んでいたものの、ここらでちゃんと基礎知識を身に着けたほうがいいんじゃないかと思っていた矢先、友人にこのセミナーを紹介され、渡りに船とばかりに申し込んでみたのです。「ワインの基礎知識を学んで美味しく楽しむ」という趣旨はまさに私が求めていた内容そのもの。やはり本を読んで知識だけを詰め込むよりも、実際に自分の五感を通して触れた知識のほうが定着しますもんね!もっとも、50年に1度の当たり年といわれているボジョレーをはじめとするおすすめワインをまとめて飲んでみたい、という気持ちがあったことも本当です。
金曜日の夜、場所は東京・丸の内。会社帰りのオシャレなOLたちがぎっしり50人ほど集まっているなかに怖々とお邪魔させていただき、そのなかで唯一の男性が最前列にスタンバイしている様子に感銘を受けながら、負けじとメモを取っていると、2時間の講義が本当にあっという間でした。配布したプリントを見返してみると、会社のミーティングのときとは比べものにならないくらい(?)ぎっしりと書き込みがしてあって、己の熱意のほどが伺えます。とはいえ時折集中力が途切れるのか、「ヨーロッパは国境沿いにおいしいレストランが多い」なんていう本筋には関係ない豆知識や、自分でも驚くほど稚拙な絵でブドウやワイン樽が描いてあるあたり、高校生のときのノートを彷彿とさせるものがありました。人間そうそう成長しませんね。
しかし、フランスワインの2大名醸地といわれるボルドーとブルゴーニュやその他の地方で楽しめる各ワインの紹介、さらにラベルの読み方、品質分類の方法、地図を見ながら北と南の生産地のスタイルの違いなどをていねいに説明されると、頭のなかでもやもやしていていた知識に正しいラベルが付けられて、きちんと棚に並べられたような爽快感!それとともに味わったワインの味はまた格別です。味だけでなく、外観や香りを表現する言葉にも思わずハッとするようなものが多く、ボキャブラリーを増やすために有効かも?なんて思ってしまいました。
「9」がつく年は当たり年といわれるボジョレー・ヌーヴォー。2009年である今年のワインは、私にとってワインが飲むものから味わうものへと変化したメモリアルイヤーのものとして、これから先も思い出深いものになりそうです。

セミナーはこのようなスライドも交えながら行われました。

ECナビブログβ版-ワインの生産地

海に囲まれ、多くの川に恵まれているフランスは寒暖差が少なく、イタリアと合わせると世界生産量の半分を算出するワイン大国として名を馳せています。

主なワイン生産地
 北:ブルゴーニュ、ロワール、アルザス、シャンパーニュ
 南:ボルドー、コート・ドュ・ローヌ、ランドック・ルーション、プロヴァンス

冷涼な気候の北は日照時間が少ないため、収穫されるぶどうの色が淡くなります。そのため生産されるワインの特徴としては、タンニン・糖分・アルコール度が低い、ボディーが軽い、酸が高い、などが挙げられます。
一方、温暖な気候の南では色の濃いぶどうが収穫され、タンニン・糖分・アルコール度が高く、ボディーが重く、酸が低い、といった正反対の特徴を持ったワインが生産されます。
その土地でとれるくだものに置き換えて考えてみるとわかりやすいそうですよー。確かに北のほうではりんごのような甘酸っぱいもの、南にいくとマンゴーのような濃厚な甘みを持ったくだものが収穫されますよね。

ECナビブログβ版-飲み比べ
当日試飲したワイン3種がこちら。色だけを比べてみてもずいぶん違います。

左から順に、

ワイン名:Riesling リースリング
地域:AC Alsace アルザス
ヴィンテージ:2007
生産者:Trimbach トリンバック

※爽やかなレモンイエロー。北のワインなので淡い色をしています。フレッシュハーブや青りんご、レモンやグレープフルーツのような爽やかな香りの辛口ワイン。刺身やカルパッチョ、生ハムやハーブのサラダに良く合うそうです。


ワイン名:Beaujolais Nouveau ボジョレー・ヌーヴォー
地域:AC Beaujolais Nouveau ブルゴーニュ地方ボジョレー地区
ヴィンテージ:2009
生産者:Pierre Ferraud ピエール・フェロー

※こちらが今年のボジョレー・ヌーヴォー。解禁日に合わせて空輸で運ぶので、急いで飲むと若干お値段が高くなりますが、船便でのんびり1ヵ月後くらいに到着したものは安くなるそうです。
きれいなパープルルビーレッド。苺ジャムやカシス、バナナのようなちょっとぽわんとした香り。渋みも少なく、食事を選ばないワインなのでフランスでは日常用として人気なんだとか。


ワイン名:Crozes Hermitage Rouge クローズ・エルミタージュ・ルージュ
地域:AC Crozes Hermitage コート・ドュ・ローヌ地方
ヴィンテージ:2005
生産者:Domaine des lises ドメーヌ・デ・リゼ

※ぐぐっと黒みを帯びた濃い色をしています。ブラックベリーやブラックチェリーといった黒い果実、さらに黒こしょうやバニラ、シナモンのようなスパイシーさも加わり、複雑な香りに。南のワインなので、タンニンやアルコール度が高く、余韻の長いしっかりしたワインです。ビーフシチューなどの煮込み料理、ハトやシカなどのジビエと抜群に相性がいいそうです。

ECナビブログβ版-おつまみ

当日はこんな素敵なおつまみも登場しました。クリームチーズやツナ、そしてなんてことはないタマゴの味がすごくおいしかったです!作り方聞いてくれば良かったな~!
それでは、また来週!

いのサンデー ~ 「9」がつく年は当たり年 の巻 ~」への3件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    いつもなんとな~く飲んでますが、知識があると一層楽しめそうですよね! 熱心に勉強されているいのさんの様子が伝わってきておもしろかったです。
    なんて言いながら私のお気に入りは「赤玉ポートワイン」なんですが(笑)

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ボジョレーって毎年「近年最高の出来」なんていってますが、解禁日までテイスティングできないのにどうやって評価できるのでしょうか?今年なんかペットボトルのボジョレーヌーボーなんか出てきて、明らかに「日本向け」ですよね。環境問題やボトリングの様式にうるさい地元フランスでは考えられないと思いますが。個人的にボジョレーヌーボーにまつわる最近の動きには疑問を感じています。
    やっぱり初物を愛でる日本人として、おめでたい新酒を普通に楽しみたいですね。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    >あさくら さん
    昔から興味のあることにだけは集中力を発揮するようです。受験勉強のように無理に暗記して覚えるのではなく、好きなとこだけでもつまみ食いのように覚えていけたら、ワインを飲むのが楽しくなるんじゃないかな~と思いました。
    赤玉はお手ごろ価格のわりに飲みやすくておいしいですよね。私も大好きです♪
    >NORANORA さん
    ボジョレー・ヌーヴォーの日本における盛り上がりは、やはり本国より早く飲める地理的要因が大きいような気がします。毎年毎年「今年のは一味ちがうよ!」といわれ続けていると「ほんとに~?」という気分になることもありますが、作り手さんたちは流行やお祭り騒ぎに関係なく、いつも彼らにとって最高のワインを届けてくれているんだ、と考えると、「今年も最高!」がずっと続くのも納得しちゃうんですよね。
    とはいえ日本酒も大好きなので、軒先に杉玉がぶらさがっているのを見るとわくわくします♪お正月に飲む用のお気に入りの日本酒はすでに用意してあるので、年が明けるのがいまから楽しみです!

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