いのサンデー ~ イタリア珍道中・ローマ&フィレンツェ編 の巻 ~

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  いのサンデー ~ イタリア珍道中・ローマ&フィレンツェ編 の巻 ~
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こんにちは、いの です。
先月末、遅い夏休みをとってイタリア6日間の旅に出かけてきました。今回のツアーで巡ったのはローマ、フィレンツェ、ヴェネチア、ミラノという人気の4大都市。駆け足だったので物足りなさは残るものの、はじめて訪れたイタリアにすっかり魅了された旅でした。
イタリアと聞いて思い浮かべるものといったら、まずはピザやパスタといった食べ物でしょうか。それから登録数が世界一というだけあって、行く先々であらわれるたくさんの世界遺産。特にローマ、フィレンツェ、ヴェネツィアは街自体が世界遺産なので、ただ歩いているだけでも見どころたっぷり!まばたきする間もないくらいです。また『ローマの休日』をはじめ、様々な名作映画の舞台となっているので、映画好きの方はロケ地を巡ってみるのも楽しいかもしれませんね。
有名な観光地については、後半写真とともにご紹介するとして、ここでは個人的に思い出に残っているフィレンツェでの出来事を書いておきましょう。イタリアルネサンス絵画で有名なウフィツィ美術館で、ボッティチェッリやミケランジェロ、ラファエロにレオナルド・ダ・ヴィンチといったそうそうたる画家たちの作品を鑑賞したあと、いきなり自由時間がふってわいたのです。多くの方が添乗員さんに誘導されて近場にある名所に向かっているなか、私は友人を道連れにして、とある目的地に向かって疾走していました。
目指すは現存する世界最古の薬局“サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局”。ドミニコ会の修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたことに端を発し、いまでも約800年もの歴史と伝統を守りながら、昔ながらのレシピに基づいて石けんやオーデコロンなどを作っている薬局が本店を構えているのが、ここフィレンツェなんです。すでに日本でも店舗展開されてはいるものの、どうしても由緒ある本店を見てみたいとわがままをいって、貴重な自由時間を使わせてもらいました。とはいえ集合時間を考えると、薬局まで行って、買い物をして、帰ってくるだけでギリギリ・・・。そんなわけで地図を片手に迷いながら、私たちは夕暮れどきの美しいフィレンツェの街をちょこまかと駆け抜けることになったのでした。
道すがら次々と現れる教会や聖堂を、片っ端から見学して回りたい気持ちをぐっとこらえ、「あ、ここ『冷静と情熱のあいだ』の舞台だったとこだ!」「明日は絶対筋肉痛だー!」という叫びを心苦しくも聞き流して、ひたすら向かうは薬局ただひとつ。息もたえだえ到着し、薬局内の豪華な天井や内装、ただよう静謐な空気を堪能しながらも、ばばばっと買い物を済ませ、感動の余韻さめやらぬままに再び集合場所へととんぼ返り。薬局滞在時間は正味15分といったところでしょうか。お土産に、と友人たちとおそろいで購入した石けんの香りを嗅ぐたびに、あの日の動悸、息切れがよみがえるような気がします。次回はもう少しゆとりのある観光をしたいものですが、この出来事のおかげで、この先何年も思い出話に花を咲かせることができそうです。

◆写真コーナー

まずこちらがコロッセオ。かつてローマ市民を熱狂の渦に巻き込んだ、古代ローマの一大娯楽施設です。巨大すぎて全景を写しきれませんでしたが、約5万人を収容したというスケールが伝わるでしょうか。

ECナビブログβ版-コロッセオ

そしてトレヴィの泉。後ろ向きでコインを投げ入れると、再びローマを訪れることができるといわれています。泉のふちにはコインを投げる人がたくさんいました。もちろん投げてきましたよー!

ECナビブログβ版-トレヴィの泉

訪れたのが夜なので暗いですが、ここが映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーンが演じる王女が、ジェラートをなめながら階段を下りてきたスペイン広場。夜でもたくさんの人でにぎわっていました。

ECナビブログβ版-スペイン広場

そしてこちらも映画でおなじみの「真実の口」。サンタ・マリア・イン・コスメディン教会にあります。彫られているのは海神ネプチューンの顔。嘘つきは手を噛まれちゃうそうです。

ECナビブログβ版-真実の口

そしてここからフィレンツェ。丘の上にあるミケランジェロ広場という展望スポットから美しい街並みを一望することができました。このまま絵葉書になりそうです。

ECナビブログβ版-ミケランジェロ広場から

フィレンツェの中心にあるドゥオーモ。「花の聖母の大聖堂」と呼ばれています(正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)。完成するまでに140年の歳月がかかっているとか。圧巻です。

ECナビブログβ版-ドゥオモ

ドゥオーモのかたわらに立つジョットの鐘楼。建築を担当した画家であり建築家でもあるジョットの名が付けられています。白と緑とピンクの大理石が美しいですね。

ECナビブログβ版-鐘楼

ヴェッキオ宮殿前に立つミケランジェロの傑作・ダヴィデ像ですが、こちらはレプリカ。オリジナルはアカデミア美術館に収蔵されています。瞳のなかがハート型に彫られているんですって。いつか間近で見てみたいなあ。

ECナビブログβ版-ダビデ像

私がどうしても行きたかったサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局の入り口。

ECナビブログβ版-サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

長い歴史を感じさせる店内には、伝統のレシピで製造されたさまざまな香水やコスメが並んでいます。

ECナビブログβ版-サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局
ECナビブログβ版-サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局

それでは、次回も引き続きイタリア珍道中をお届けします。また来週!

いのサンデー ~ イタリア珍道中・ローマ&フィレンツェ編 の巻 ~」への7件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    ソーセージ体験といい今回の渡欧といい結構活発に動いてらっしゃいますね。
    旅行貧乏っていうのもありですね~≧(´▽`)≦

  2. SECRET: 0
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    高校時代、世界史が大好きで、古代ローマ時代やルネサンス文化など自分の勉強したことを目の当たりにしているような感じがして、まるで自分が旅行している気分になりました。
    イタリアはドイツやチェコと並んで職人の伝統の技を重んじるお国柄で、コラムにあった薬局もものすごい味わいのあるお店の佇まいは、職人気質を大切にする我々日本人の感性に訴えかけるところがありますね。
    1ヶ月位各都市での思い出の続編を読んでみたいです。

  3. SECRET: 0
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    >ampm さん
    旅行貧乏!まさしくその通りです!数年前までは「旅なんてお金がかかるし準備も面倒だし・・・」と思っていたんですが、ここ最近はすっかり旅好きになってしまいました。自分の目で見たり、耳で聞いたりした体験は本当に得難いものだと思います。・・・貯金も大切なんですけども。
    >みっちー さん
    イタリアは新婚旅行先としても人気ですよね♪今回も新婚さんらしきカップルをお見かけしました。ツアー内には定年後にご夫婦で旅行を楽しまれている方々もいて、夫婦生活のアドバイスなんかをされてる姿が微笑ましかったですよ~。
    私も何年後でも構わないので、ぜひまた訪問したい国です。
    >NORANORA さん
    私は日本史専攻だったので、それに比べると世界史の記憶はだいぶ薄れているんですが、今回イタリア(特にローマ)を訪れたことによって改めて世界史を勉強しなおしたくなりました。歴史の舞台を目の当たりにすると、気分が高揚しちゃいます。
    薬局は時間がなくて、あわただしい滞在になってしまいましたが、時間はもっとゆっくり内装やお庭(とても見事な庭があると、あとで添乗員さんに伺いました)、そして長年受け継がれた知識と技術で作り上げられた商品を丁寧に見てみたいです。
    ドイツはまだ訪れたことがないんですが、マイスターと呼ばれる方々の技術を目にしたらきっと感動するでしょうね。いつ行こうかな(笑)?
    イタリアだけでしばらく連載できちゃうほどいろんな出来事がありましたが、涙を呑んで厳選した内容をお届けいたします。次回更新はイタリア後編となりますので、また読んでいただけたら嬉しいです!

  4. SECRET: 0
    PASS:
    以前ローマに滞在したことがあり、写真を見てあれこれ思い出しています。
    そのころは奨学生で全寮制の学校にいたため自由に動けなかったものの、ローマ中は歩きまわりました。
    次回旅行されるときは余裕を持ってじっくり歩きまわってくださいね。イタリアの街は路地裏なんかも風情があっていいですよ。ただ、道に落ちてる犬猫のウ○チには十分ご注意を!!

  5. SECRET: 0
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    >てん さん
    ローマで学生生活を送られただなんて、うらやましい~!旅行だとやはり時間が限られてしまうので、本当はもっとたくさん見て回りたかったんですが涙をのんであきらめた場所がいくつもあります・・・。
    道の落し物については(笑)、ガイドさんからも度々注意されました。気を抜くと街並や教会など上ばかり見てしまうので、要注意なんですよね。
    ローマは、なにげない通りや路地裏を歩いているだけで楽しかったので、次回はぜひフリープランで行って、あちこち歩き回ってみたいです!

  6. ピンバック: 買い物探訪~イタリアのフランス貴族やいかに?~ « ECナビBlog

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