いのサンデー ~ 耳かきについてる「ふわふわ」の名前 の巻 ~

・〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇・
   いのサンデー ~ 耳かきについてる「ふわふわ」の名前 の巻 ~  
・〇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〇・
こんにちは、いの です。
生まれたときから健康第一、大きなケガも病気もなく成長してきた私ですが、一時期病院通いをしていたことがあります。めったに風邪もひかず、ひいたとしても己の自然治癒能力をたよりに、ひたすら寝ることで回復していた私が通っていたのは耳鼻科。通院理由は外耳炎。外耳炎とは、外耳道(いわゆる耳の穴のこと)の皮膚に傷が付き、そこからカビや細菌が感染して炎症を起こすというもの。
中高生のころ、私はしょっちゅう外耳炎になり、地元の耳鼻科の常連となっていたのです。あれはそう、耳かきのしすぎが原因でした。耳の痛みに耐えかねて学校帰りに耳鼻科に駆け込むたびに、すっかり顔なじみになったおじいちゃん先生にあきれられていたあのころ。診察室の隅にあるベッドに横になり、耳になにやら冷たい薬を注入されながら、ひたすら目の前の白い壁を見つめてぼんやりしていたあのころ。やりすぎ注意!と思いながらも、ついつい耳かき棒を止められなくなってしまったことはありませんか?おかげさまでいまではすっかり外耳炎からは卒業しましたが、いまでも耳かきは大好きです。
いま私が使っているのはごくごく普通の竹製、へら型のものですが、最近の耳かき売り場には実にさまざまな種類の耳かきがあって驚かされます。まず素材だけみても竹や木といったポピュラーなものから、プラスチック、金属、べっ甲に象牙、クジラのヒゲ製なんてのもあるそうです。さらに、へら型以外にも円盤型やコイル型、ののじ型なんてものも!そうそう、綿棒を使う派の方もいらっしゃいますよね。あまりにも種類が豊富すぎて選びきれず、結局長年愛用しているものに落ち着いているんですが、耳かき好きとしては、いつか職人が耳の形に合わせて1本、1本手作りしてくれるオーダーメイドの耳かきを手にしてみたいものです。
今回コラムを書くにあたり耳かきについて調べていたところ、はじめて知った事実がありました。耳かきのさじの反対側に、丸くて白いふわふわが付いているものがありますよね?あのふわふわは「梵天(ぼんてん)もしくは凡天(ぼんてん)」と呼ばれているんだそうです。なぜ梵天と呼ぶのかについては諸説あるようですが、もっとも有力なのは修験者が着用する梵天袈裟(ぼんてんげさ)から、とされています。この袈裟には綿帽子状のふわふわした房が付いており、この形状や材質、肌触りが似ていたことから、耳かきのふわふわもそう呼ばれるようになったとか。梵天は水鳥の羽毛を糸で束ねて作られ、耳かきの仕上げとして、耳のなかを軽く拭うために用いられるそうですが、いままでずっと「ふわふわしててカワイイから付いてるんだろうな」と思っていました。ちゃんと立派な名前と役割があったんですね・・・。今度新しく耳かきを買うときは、梵天付きのものにしてみようと思います。
それではみなさん、耳かきのしすぎにはくれぐれも気をつけて!また来週!

いのサンデー ~ 耳かきについてる「ふわふわ」の名前 の巻 ~」への6件のフィードバック

  1. SECRET: 0
    PASS:
    あのふわふわには意味があったんですね(笑)
    知らなかったです。私や息子たちの耳垢は柔らかいので、ふわふわは役にたちません。そういえば、主人がふわふわを耳に入れてくるくる回していたような・・・・。
    お風呂上りの耳掃除・・・・とってもいい気持ちですね。以前、耳が痛くて辛いので医者に行ったら、「こんなにきれいに掃除して、掃除のしすぎだよ。風呂上りに気持ちいいからってそんなに掃除しないように」って、注意された事があります。
    外耳炎でした。お気をつけあそばせ・・

  2. SECRET: 0
    PASS:
    耳掃除の仕上げに、あのふわふわでこしょこしょってするのが、気持ちいいのに。
    ふわふわを耳に入れて、指先で軸を左右に回転させる感じで、こしょこしょって。
    ぜひ、お試しください。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    ふわふわ大好きです~!
    お風呂あがりにうきうき使ったら、耳がまだ湿っていたらしくふわふわがぺしょん、となって悲しい思いをしたことがあります……。

  4. SECRET: 0
    PASS:
    湿った耳垢のため、1度も使ったことないんです。「梵天」というものを。なので、綿棒がまだ流通していないころはマッチ棒にティッシュを巻いて耳掃除してました。耳かきのへらの部分を使用すると痛くて、「梵天」なるふわふわを使うとすぐ汚れるし、きれいに耳かきが使える人が今でも羨ましいです。
    そういえばイタリア製の耳の穴に漏斗型の紙をさしこんで火をつけると耳垢がとれるって本当だったんですか?インチキくさくて怖くて使えなかったのですが・・・。ご存知でしょうか?

  5. SECRET: 0
    PASS:
    >kaguya さん
    あららら外耳炎!耳鼻科の常連だったころからずいぶん経ちましたが、あの痛みはいまでも覚えがあります。でも湯上りってついつい耳かきしたくなっちゃいますよね。いつもすぐ手の届くところに耳かきを常備しているので、置き場所を変えようかしら、と思案中です・・・
    >ぷるる さん
    梵天の愛好者の方が!くすぐったがりなので、あんなふわふわしたものを耳に入れると笑い出してしまいそうなんですが、今度試してみますね♪うひゃうひゃ笑っちゃうかも?
    >あさくら さん
    あのウサギのしっぽみたいなふわふわ、可愛いですよねv見かけたことがあるのは白だけですが、カラーバリエーションがあってもいいのにな~?と思いました。しっかり耳のなかも乾かしてから、ふわふわを使ってあげてくださいv
    >NORANORA さん
    耳垢が乾燥しているか、湿っているかは人種や地域によって違うそうですね。取れた耳垢がわかりやすいように真っ黒な綿棒が売っているのを見たことがあります。耳かきグッズも時代とともに進化しているんですね。
    火を使って耳垢を取るという話は、先日このコラムを書く際に知りました!私が読んだのは、「紙状のうすい蝋などを円錐形に丸め、その先端を耳に入れたまま火をつける」という方法でしたが、これでは耳垢は取れないそうです。ただ、熱が耳の内部に伝わることですっきりしたり、リラックスする効果があるんだとか。たまに耳のなかが濡れているとドライヤーで乾かすことがありますが、確かに気持ちいいかもしれません。

  6. SECRET: 0
    PASS:
    "梵天"は仏教の守護神の名前ですね。浅草の帝釈天と並ぶ偉い神様の一人です。で、依代(ヨリシロ)として神事に使う、棒の先に丸い飾りがついたものをそう呼んでいたのですが、形が似ているので「耳掻きのほわほわ」もそう呼ぶようになったらしいです。ついでに言うと、延縄(ハエナワ)にくっついている丸いブイも「梵天」と呼ぶらしいですよ。
    そういえば秋田では、1月5日に「梵天祭」が開催されるとか。人の背丈の倍ぐらいの「梵天」を担いだ男衆が「ジョヤサ、ジョヤサ」と掛け声をかけてぶつかり合いながら神社へ赴き、奉納するんだそうです。一度見てみたいなあ。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中