いのサンデー ~ 母と娘の2泊3日台湾旅行の巻 ~

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┃◆┃ いのサンデー ~ 母と娘の2泊3日台湾旅行の巻 ~
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こんにちは、いの です。
事の発端は母でした。
「定額給付金で行く台湾ツアーっていうのがあるんだけど行かない?」
自分の定額給付金は支給される前に使い果たし、先日は娘の給付金で新しいパソコンを購入しようと計画していた母の言葉に、私は思わず黙り込みました。まさかわが家にだけ2回も給付金がやってくるわけもなく、さらに一緒に旅行となると費用は全額私持ちとなるのが必定。暗雲のように立ち込める嫌な予感に娘が逃げ腰になっているのを知ってか知らずか、話が持ち上がった次の日にはツアープランの詳細が記されたURLを携帯メールで送って寄越し、図書館から台湾のガイドブックを大量に借りてきた母。こうなるともう逃げ場はありません。腹をくくった私は、せっかくだからと自分も楽しめるようなプランを探し回り、結果的に当初の予算を大幅にオーバーしつつも無事予約を済ませたのでした。さよなら私の夏休み貯金・・・。
そんなこんなで母と2人で、行ってきました台湾旅行!はりきった母に朝4時半に叩き起こされ、眠い目をこすりながらまずは成田空港へ。そこから飛行機で約3時間半。沖縄を通り越してさらに南へ向かうと、あっというまにサツマイモのような形をした台湾島に到着です。
台湾と聞いて最初に私が思い浮かべたものは、バナナに足裏マッサージ、小籠包に故宮博物院。出発前に付け焼刃で歴史や文化などを詰め込んだものの実際に現地に足を運んで建物や景色を前にしながら、ガイドさんに聞いた話のほうがずっと面白く、ためになるものばかりでした。「百聞は一見にしかず」とは、よくいったものです。初心者にふさわしく、主な観光地を網羅したツアーだったので、2泊3日という短い間ではありましたが、幸い天気にも恵まれ、台湾の持つ勢いや活気を存分に味わうことができた旅でした。
特に印象に残っているのは故宮博物院。ここに展示されている主な美術品は中華民国政府が台湾に撤退する際に運び出されたもの。その膨大な数から、すべての所蔵品を見るためには10年近くかかるといわれているそうです。ツアーの途中で訪れただけなので、見学することができたのはたった1時間半程度でしたが、それでも親子2代かかって完成したという象牙の細工物や皇帝のためにつくられた豪華なおもちゃやアクセサリー、美しい翡翠(ひすい)の彫刻、絵画や書など、いつまでも眺めていられるような見事な芸術品の数々に圧倒されたひとときでした。次回はぜひゆっくり時間を取って再訪したいです。
ほかにも夜市での買い食いや、世界最速のエレベーターで展望台まで上昇することができる超高層ビル・台北101からの夜景、思わず「ぎゃあ!」と叫んでしまうほど痛くて気持ちよかった足裏マッサージなど、楽しかったことを挙げていくとキリがありません。それでも何年後かにこの旅を振り返ったときには、帰りの機内での「あなたのおかげで楽しい旅だったわ」という母の言葉を思い出すような気がします。娘をじーんとさせることをいいながら、そのあとにちゃっかりと「次はシンガポール・・・香港もいいわね」と付け足すのを忘れないのがウチの母なんですが。

・中正紀念堂

これは横から見た図。内部には中華民国の初代総統・蒋介石の巨大な銅像が設置されています。外壁や階段が真っ白な美しい建物なので、現地の方が結婚式を挙げる際にはここで写真撮影をすることが多いとか。そのせいか周囲にはウェディングドレス屋さんがたくさん並んでいました。

ECナビブログβ版-中正紀念堂

・忠烈祠
戦争で亡くなった約33万人の英霊が祀られている祠です。毎時ちょうどに陸・海・空軍から選び抜かれた衛兵による衛兵交代が行われています。

ECナビブログβ版-忠烈祠・衛兵交代式

・龍山寺
台北市内、最古の寺院。日本でもおなじみの孔子や関帝、媽祖など100以上の神様が祀られ、たくさんの方々が熱心にお参りされていました。

ECナビブログβ版-龍山寺

南国らしい鮮やかなお花やフルーツ、さらにお菓子やお茶などがお供えとして置かれていました。お参りした後は持ち帰って食べるそうです。

ECナビブログβ版-お供え

散策中の街並。マンションなどのバルコニーには泥棒避けの格子が設けられています。また移動手段としてバイクを利用される方が多いらしく、いたるところに停まっていました。

ECナビブログβ版-街並

・台北101

ちょっと曇ってしまいましたが・・・奥に見える背の高い建物が台北101です。
地上101階、地下5階の超高層ビル(高さ509.2m)。現在はドバイのビルに抜かされてしまいましたが、建設当時は世界一高い建物でした。設置されているエレベーターは毎分1,010メートル(時速60.6キロメートル)という世界最速のもので、5階から展望台のある89階まで37秒で到達します。

ECナビブログβ版-台北101

展望台から見える夜景。

ECナビブログβ版-台北の夜景

・九フン(きゅうふん)
台北の中心部からバスで約1時間半。台湾の大ヒット映画「悲情城市」のロケ地として有名になった町です。日本映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれています。どこか郷愁を誘うレトロな風景のなかを歩いていると、いつのまにか違う世界に迷い込んでしまいそうな気がします。

ECナビブログβ版-九フン

日本でもおなじみの定食屋さんを発見!漢字を眺めていると意味がなんとなくわかるかも・・・?

ECナビブログβ版-大戸屋

・士林夜市(しーりんよいち)
ガイドさん曰く「台湾の人は日が落ちてからが元気!」だそうですが、各地で開催されている夜市を訪れるとその活気に驚かされます。台北最大規模を誇る士林夜市は、平日でも深夜1時までお客さんでごった返しているとか。雑貨や洋服、さらにおいしそうなフルーツやジュース、食べ物などたくさんの屋台が並んでいるので買い食いして回るのも楽しいですよ~。

ECナビブログβ版-士林夜市
ECナビブログβ版-屋台グルメ

帰りの機上から。下の方にうっすらと見えるのが台湾島。飛行機の窓から見る景色は何度見てもワクワクしちゃいます。次はどこに行こうかな?

ECナビブログβ版-さよなら台湾島

それでは、また来週!

いのサンデー ~ 母と娘の2泊3日台湾旅行の巻 ~」への10件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    なんとお茶目なお母様でしょう(^^)
    振り回されながらも楽しい親子旅行・・・うらやましいです。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    母娘海外旅行いいですね。
    立派な親孝行ですね。
    母と2人で旅行と言うのは行ったことがないですね。
    しいて言えば、母方の祖母が
    入院しているときに宮崎から実家のある神奈川へ帰る時に今はなき
    九州発ブルートレインに2人で乗り
    熱海で温泉へ入って帰ったことですね。
    父とは小学校や中学生のときに
    九州や山形、単身赴任先の名古屋に行ったときに旅行した思い出があります。
    いのさんの写真は台湾の観光地や穴場が分かりやすく読みやすくて惹き込まれちゃいました。
    いつか行ってみたいものです。
    いのさんのお母さんの旅行最後の一言に
    母は強しと思いました。
    これからもステキな母娘でいてくださいね。

  3. SECRET: 0
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    まず、いのさんの母上に拍手!
    よくぞよい娘さんに育てられましたね。
    現在一児の母となった娘との旅の思い出は、独身最後の思い出作りにと岩国市錦帯橋への旅でした。旅費はもちろん母親持ち。今更ながら反省しきり・・・

  4. SECRET: 0
    PASS:
    いいなぁ(*´ェ`*)ポッ
    ここ数年海外は行ってないですけど、
    いのさんのレスで訪れたくなりました
    (ノ∀≦。)ノぷぷ-ッ♪
    画像もきれいで、私は写真が苦手なので、
    いつも関心しています(* ̄。 ̄*)ウットリ
    台湾って身近だけど、香港やシンガポールより、
    行ってみたい土地の一つです。
    世界中行きたい国はありますけど、
    貯蓄して、行こうかなぁ(⊃∀`* )エヘヘ♪
    いつも、楽しい情報アリ*:・(*-ω人)・:*ガト

  5. SECRET: 0
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    台湾旅行の動機がよくわかりませんでした。
    ご母堂様はなぜ行きたかったのか、いのさんはなぜ行くことにしたのか。
    そこらへんが甘いです(笑)。
    定額給付金で行く台湾旅行ってそんな安い旅があったのですね。
    写真も文章も若い人にしては、きれいでしたから、動機も金額もせん索しないことにします(笑)。

  6. SECRET: 0
    PASS:
     うちも定額給付金も、世帯主の口座に振り込みなので、私の分はどうなっているか知りません。家にお金を入れてないので、まあ仕方ないんですが、お袋のために仕事を辞めて帰ってきて、ものすごい田舎なので働く場所ないんです。
     地域振興券も出てるんです。でも見せてもらったことありません。10月までに使わないと、というと「しっとるわそんなこと」といって怒り出すので黙っています。お金と肉親との関係は嫌です。

  7. SECRET: 0
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    >sunday さん
    学生時代はしょっちゅうケンカしてましたが、自分が社会人になってからはずいぶん落ち着いていろんな話ができるようになりました。母が強力な“晴れ女”のおかげで、旅行中ずっといいお天気でした!
    >gencyan さん
    母ばかりでは不公平なので、次は父との温泉旅行を計画中です。恥ずかしくてまだ誘ってもいないんですが・・・。
    >コン介 さん
    母と2人で旅をするなんて昔は考えられませんでしたが、大人になるとそれが楽しくなったりするから不思議なものです。列車での長旅、特に寝台列車はいつか絶対乗りたいもののひとつ。また、わが家も父が10年ほど単身赴任をしていたので、その赴任地に家族で遊びに行ってました。そういう旅の記憶って、いくつになっても覚えているものですね。
    これからも母に負けない強い娘になっていきたいと思います。
    >花麗木 さん
    錦帯橋!橋好きとしては見逃せない場所です。中国地方にまだ足を踏み入れたことがないので、気になっております。そして私も父と出かける時はまだまだ支払いが父任せです・・・。
    >Lunar さん
    まとまった休みとお金がないとなかなか実現しませんが、海外旅行ってやっぱりワクワクします!台湾や香港、シンガポールは国内旅行の延長線上で行ける気軽さ嬉しいですよね。ガイドブックを眺めているだけで、次々と行きたい国が増えて大変ですが、私もせっせと貯金しようと思います♪
    >頃南 さん
    動機らしい動機はなく、たまたま安いプランが目に付いたから母は旅を思い立ったんだと思います。そして娘としてそれに巻き込まれてしまいました。ただ、それでも実際に台湾という国を訪れ、自分の目や耳で触れた経験はやはり旅をすることでしか得られないものだったと思います。要するに親子そろって旅が好きなのです。
    >takenouchi3 さん
    そういえば私の定額給付金は父の口座に振り込まれているはずですが、確認してませんでした。どうなってるんだろう・・・。お金の問題は他人相手にしろ、親族相手にしろ難しいものがありますよね。母に言わせると「子どもはいつでも反抗期」だそうですが、仲良くやっていけたらなあと思います。

  8. SECRET: 0
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    石で出来た白菜は見ましたか?
    パンフではもっと大きいのかと思いきや、あんなに小さいのに緻密な彫刻で、バッタまで再現されてて、すごいなって思って今でも覚えてます。
    台湾のどっかに杏仁豆腐の町があるそうです。町全体に杏仁の匂いが漂ってるとか。すごいですよね。
    台湾旅行お疲れ様でした。

  9. SECRET: 0
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    >miya さん
    白菜は故宮のなかでも一番人気らしく、展示室前にはずらりと行列になっていましたが、人をかきわけてしっかり見てきました!「なぜ白菜?」と見る前は疑問でしたが、純潔の象徴なんですってね。嫁入り道具として持参された理由がガイドさんの説明でようやくわかりました。かわいいのでお土産にストラップを買ってきましたよ~♪白菜の近くには豚の角煮そっくりな石もあって、こちらも本物そっくりでおいしそうでした!
    杏仁豆腐の町、気になります。今回はツアーでしたが、次回はフリーで行って、いろんなところを巡ってみたいです。

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