いのサンデー ~ 修学旅行とタイ米の記憶 の巻 ~

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┃◆┃ いのサンデー ~ 修学旅行とタイ米の記憶 の巻 ~
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こんにちは、いの です。
毎年この時期になると、制服姿の中高生のグループが地図を片手に歩いていたり、交番で道を尋ねている姿をちらほら見かけます。おそらく修学旅行中なんでしょうね。私にとっては毎日の通勤で見飽きている景色でも、彼らにとっては新鮮なんだろうなあ、と思うと微笑ましくなってつい目で追ってしまいます。
私の通っていた学校はやたらと修学旅行が多く、中学から高校にかけての6年間は学年が替わるたびにほぼ毎年旅行に出かけていました。行き先は長野県蓼科、東北(宮城・秋田・岩手)、関西(京都・奈良)、山梨県甲府、九州(長崎・佐賀)といったラインナップ。
毎年支払わなければならない旅費に母は渋い顔をしていましたが、学校で授業を受ける代わりに未知の土地を訪れることができる修学旅行は、まちがいなく学生生活のなかでも一際輝くメインイベントです。
ゆえに毎回ウキウキしながら出かけていましたが、あらためて振り返ってみると、覚えているのはなぜかロクでもないことばかり・・・。
たとえば、奈良でお寺めぐりをしていたときのことを思い出すと、真っ先に浮かぶのは“タイ米”なんです。もうかれこれ15年以上も前になりますが、冷夏による米不足のためにタイ米が輸入され、流通していた時期と旅行が重なっていたんでしょう。奈良の唐招提寺を見学後、休憩所で出されたおにぎりがタイ米だったことを妙に鮮明に覚えているのです。正直、それ以外の神社仏閣、仏像等の記憶は恥ずかしながらおぼろげです。
国宝や重要文化財を眺めながら「日本史の教科書に載ってたなあ」程度の感想しか持てなかったあのころ。バスであちこち連れ回され、しまいにはどの仏像も同じに見えていたあのころ。しかし、「おとなの修学旅行」として学生時代に訪れた場所を再訪するツアーや企画が注目されはじめたここ数年で、奈良への懐かしさが募っていた私は、梅雨の晴れ間の週末、行ってきました奈良県へ!
まさに修学旅行のコースと同じく東大寺から春日大社、興福寺に奈良公園をぐるっとひとめぐり。もちろん、公園に限らず土産物屋の前や道路の上、寺の境内などいたる所で姿を見かける鹿たちとも、しっかり戯れてきました。エサとなる鹿せんべいを手にした人間を見付けた途端、あちこちからわらわらと近寄ってくる鹿たち。にこやかに1枚ずつ配ろうというこちらの思惑などあっさり無視して、彼らはひたすら突進してきます。もうあげるものがなくなった私がみっともなく逃げまどっている横では、「こわいよーー!」と泣き叫ぶお子さんの姿も。かわいい外見のくせに、鹿せんべいを前にすると一気に貪欲になる鹿たちとの交流も、奈良観光の楽しみのひとつではないでしょうか。
2010年には平城京遷都1300年を迎える奈良。それに合わせて、歴史的建造物の復原なども進められているので、また来年も足を運んでみたいなと思っています。いまなら試験対策のために必死になって仏像の名前を丸暗記していたころとはちがい、もっと自然に、ゆったりとした気持ちで向き合うことができるような気がするんです。

「奈良の大仏さん」として親しまれている、東大寺盧舎那仏像。

ECナビブログβ版-大仏さま

奈良公園の鹿さん。つぶらな瞳で突進してきます。「あなた鹿せんべいを持ってますね?」

ECナビブログβ版-鹿さん

春日大社にある鹿みくじ。木彫りの鹿がかわいいです。ちなみに中吉でした。

ECナビブログβ版-鹿みくじ

散策の途中、お茶屋さんで頼んだ冷やしあめとわらびもち。渇いたのどをひんやり潤してくれます。

ECナビブログβ版-ひとやすみ

それでは、また来週!

いのサンデー ~ 修学旅行とタイ米の記憶 の巻 ~」への5件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    ('-^*)/奈良の鹿さんにはご注意!
    鹿せんべいに突進してきますよ。
    大仏さんの写真綺麗に撮れてますネェ。。。
    鹿さんも。。。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    毎年、行っていたのは羨ましいですが、出資元の親にとっては厳しかったでしょうね。
    僕は小学生のときに日光へ修学旅行、中学は京都、奈良、大阪でした。
    高校は沖縄に行きました。
    高校の時にこれまた片思いの女の子と二人きりになれたのに・・・お話しは出来たのですが告白できずじまいでした。
    最近恋話ばかりで、ごめんなさいm(_ _)m

  3. SECRET: 0
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    学生時代に経験したことを大人になって改めて体験すると、新しい発見がたくさんあって本当に面白ですよね。経済的にも余裕が出て、アルコールも飲めるし、酸いも甘いも経験して・・・。でも、自分的にはあしたのジョーや鉄腕アトムなどの漫画を今読み返してみると作者のメッセージや道徳観などより深い意味が読み取れて、子供のときに読んだ時の感動とはまた違った感動が味わえるものです。良いものは時代が流れても良いもので、ちゃんと残されていくものなんですね。
     だからタイ米は瞬く間に日本の食卓から消えてしまいましたね。
    ただ、お米が採れない香港ではタイからお米を輸入していて、ちょうど15年前頃には食卓にタイ米が普通に登場していました。また日本に輸入されていたのはグレードの高い「香り米」ではなく1ランク悪いものだったそうです。もし香港に訪問された際はぜひ中華料理をご飯と一緒にいただいて欲しいです。タイ米のイメージがきっと変わるはずです。

  4. SECRET: 0
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    >sunday さん
    鹿さんたちはかわいいんですが、本当に油断なりません。おせんべいをあげている和やかなシーンを写真におさめたかったのに、カメラを構えるヒマもなく逃げ惑う羽目になりました・・・。写真はまだまだ勉強中なのですが、とにかく練習あるのみ!と毎日せっせといろんなものを撮っています♪
    >蝶 さん
    「猪鹿蝶」ですね!高校時代になぜかクラスで花札が流行したので、友人たちと休み時間や放課後に遊んでいた思い出が。久々にやってみようかな~。
    >コン介 さん
    金銭面ではだいぶ迷惑をかけたなあ、と今更ながら申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。
    私は中学、高校とずっと女子校だったので、共学ならではの甘酸っぱいエピソードを聞くと、いまでも憧れてしまいます。いつも会っている校内ではなく、南国・沖縄の開放的な空気の中でなら言えた言葉もあったんでしょうか・・・。お話をうかがっただけで、私までなんだかもどかしいような、じれったい気分になってしまいました。
    >NORANORA さん
    若いころならではの心の柔軟さというのもありますが、年を経て大人になったいまだからこそ余裕を持って受け止められることも増えてきた気がします。これまで敬遠してきた古典といわれる作品の良さがわかるのもこれからかも?
    タイ米もちゃんと素材に適した調理方法を選べば、美味しいんですよね。タイも香港もそれぞれいつか行ってみたい国なので、現地を訪れたときは本当のタイ米の美味しさを味わってみたいです!

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