いのサンデー~ 我が家の居間には家族写真が飾られています の巻 ~

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  いのサンデー~ 我が家の居間には家族写真が飾られています の巻 ~
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みなさんこんにちは、いのです。
美術館や博物館に足を運び、自分の目で展示されている作品を見る。
私がそのための時間を自分の生活に取り入れるようになったのは、つい最近のことです。それまでは、わざわざ時間とお金をかけて混んでいる会場に出かけるなんて無駄だと思っていました。見るだけなら本やインターネットでもじゅうぶん、なんて考えていたんです。
その認識を変えるきっかけとなったのが、東京・新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館で見た、ゴッホの『ひまわり』でした。数年前の夏に、美術館で開催されていた特別展を目当てに訪れた私が『ひまわり』を見たのは本当に偶然で、それまではここにその絵があることすら知りませんでした。
しかし、予備知識もなしに、いきなり黄色い壷に入った15本のひまわりの明るく、生命力に満ち溢れた姿を目にした瞬間のなんともいえないぞわぞわとした感じは、いまでも忘れられません。思えば、あれが肉眼で見る「本物」の迫力に触れたはじめての体験だったんでしょう。
目が肥えているわけでもなく、専門に勉強をしているわけでもない私にとって、美術品のよしあしというのはそう簡単にはわかりません。わかるのは好きか、嫌いか。そういうとてもシンプルなことだけです。
ただ、『ひまわり』を見た瞬間に私はこの絵のことが一目で好きになってしまいました。
作者であるゴッホが37年という短くも激しい生涯のなかで、盛んに描いたモチーフであるひまわりは、ひとつ屋根の下で共同生活を送るはずだった画家仲間たち、またゴッホ自身を暗示しているなどといわれています。
彼は花瓶に挿されたひまわりの絵を合計で7点制作しており、そのうち現存しているのは6点。一部個人蔵のものもあるので、世界中にちらばっているそれらすべてを目にすることは不可能かもしれませんが、いつか旅の途中で立ち寄ったどこかの国の美術館で、あの鮮やかな黄色い花にまた出会ってみたい。そう思っています。
前置きが長くなりましたが、そんなわけで芸術の秋を満喫すべく、東京・上野にある東京都美術館で開催中のフェルメール展に行ってきました。
現存している作品数が30数点と、非常に少ない作家ですが、今回はそのうち7点も公開されているんです。なんという大盤振る舞い!遠い国から海を越えてはるばるやってきてくれた作品たちに出会えるチャンスを逃す手はありません。混雑をかきわけかきわけ、しかとこの目に焼きつけてきました!
有名な『真珠の耳飾りの少女』や『牛乳を注ぐ女』が見れなかったのは残念ですがそれはまた次の機会のお楽しみということで。
それにしても、ミュージアムショップにあった複製画がずいぶんな数売れていてびっくりしました。そういえば高校時代に友人が落ち込んでいるので理由を聞いたら、「お母さんがいきなり高い絵を買ってきちゃって、しばらくおかずがめざしだけなの・・・」という話をされたことがありましたっけ。
我が家にはあいにく絵を飾る習慣なんてものがないのですが、居間にお気に入りの絵や壷を飾ってらっしゃるご家庭というのは、案外多いのかもしれませんね。みなさんのお宅はいかがでしょうか?

今回の写真コーナー

愉快な菌たち

フェルメール展と同じ日に、『菌類のふしぎ~きのことカビと仲間たち~』を見てきました。

会場内は人気マンガ「もやしもん」の可愛い菌たちがいっぱいです。

新鮮なシイタケ

上記の展覧会の後、試食コーナーで食べた焼きシイタケと焼き鳥。

新鮮なシイタケは驚きのおいしさ。

夜のヒマワリ

夏の終わりに家の近所に咲いていたヒマワリ。

夜に見るとだいぶ雰囲気が違いますね。
それではまた来週お会いしましょう。
いのでした。
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       今週の「いのサンデー」はいかがでしたか?
         感想のコメントをお待ちしています!

いのサンデー~ 我が家の居間には家族写真が飾られています の巻 ~」への4件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    こんにちは^^
    実物と、その他で見るものは本当に違いますね。
    私も美術館で絵を見たときにそう感じました。
    生きている感じがするというか…、とにかく感動します。
    ひまわりの絵、たくさん見られるといいですね!
    今後もメルマガ楽しみにしています。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    実物の訴えかけるものは、ホントに力強くて見る者の魂を震わせ、何物にも例え難い感動がありますね。コンサートやミュージカルが好きなので良く見に行きますが、すばらしい絵画や写真には
    動くものではないのに、どうして見るものに感動を与えるのでしょうか?
    来週も楽しみにしてます。

  3. SECRET: 0
    PASS:
    いのさん、こんにちは。絵画を好きか嫌いかで見られるとのこと、実は私もそうなんです。年に何回が美術館に足を運ぶのですが、本物の絵には写真とは違ったエネルギーが満ちていて圧倒されます。ひとあたり見終わると「好きだなぁ」と思った絵の前に行って、癒されたり元気をもらったり。そうすると、リフレッシュされてまた次の日から「頑張るぞ!」という気持ちになります。

  4. SECRET: 0
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    >soraさん
    絵画や音楽、それに寺社仏閣など、子どものころは勉強のために仕方なく見ていましたが、いま改めて向き合うとその良さや面白さにハッとすることが多くなりました。
    実際、フェルメールの絵を全国渡り歩いて全作品鑑賞された方もいるそうですし、私も一生かけて気長にひまわりを追っていきたいです。
    >NORANORAさん
    舞台の上で繰り広げられる芸術は、その日その時にしか味わえない感動がぎゅぎゅっと凝縮されていますよね。
    そういったナマモノが持つ「動」の感動に対して、写真や絵画というのは「静」の感動なのかなあ、と思いました。
    心が動く、のではなく、心がしん、とその作品に留め置かれるような・・・。
    何年も何十年も変わらず在り続け、人を魅了し続けているところに惹かれるのかもしれません。
    >fugienaさん
    たとえマイナーでも自分が「好き!」と思える絵に出会えると、嬉しくなってしまいます。
    今回訪れたフェルメール展の帰りに通りかかった国立西洋美術で、ヴィルヘルム・ハンマースホイというデンマークの画家の展示をやっていたんですが、なんとなく好みの気配がするので、見に行ってみようかなあと思ってます。
    どこかで素敵な絵に出会ったらぜひ教えてくださいね♪

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